WBC参加へ理解求める NPB側が選手会と折衝

[ 2011年11月8日 20:36 ]

 2013年開催の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加問題で、日本野球機構(NPB)と12球団側は8日、東京都内で日本プロ野球選手会との事務折衝を行い、日本代表による収益確保策を示し、参加に向けて理解を求めた。

 NPB側は当初、選手会と協調し、日本代表のスポンサー料とグッズ収入の権利がNPBに渡るよう主催者に求めていたが、権利の確保が難しいと判断。日本代表を常設し、WBC開催時以外にスポンサーなどを募って収入を得る方針に転換した。

 権利が得られなければ不参加の姿勢を打ち出している選手会の松原徹事務局長は「情報を受け取っただけ。細かい内容は言えない」と話すにとどまった。

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2011年11月8日のニュース