菅野 サヨナラ負けに号泣…進路は「じっくり考える」

[ 2011年11月2日 16:15 ]

 プロ野球日本ハムにドラフト1位指名された東海大の菅野智之投手が2日、横浜スタジアムで行われた関東地区大学野球選手権で、桐蔭横浜大との準決勝に先発したが1―0の9回2死から2点を失ってサヨナラ負けし、大学野球の全日程が終わった。

 ドラフト会議では巨人の単独指名とみられていたが、日本ハムが“強行指名”して交渉権を獲得した。今後の進路について、決断が注目される菅野は「一生のことなのでじっくり考えて、答えを出したい。自分の意志を持って決めたい」と大粒の涙を拭いながら言った。

 実力とともに、巨人の原辰徳監督のおいとしても関心を集めた。「この一年、口では(注目されることを)力に変えると言っていたが、時にはつらい時もあった」と苦しい胸の内も明かした。

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2011年11月2日のニュース