栗山ハム9日誕生!3日に正式要請、11日にも初仕事

[ 2011年11月2日 06:00 ]

 日本ハムは3日にスポーツキャスターの栗山英樹氏(50)に次期監督就任を要請する。1日、球団関係者が「あさって栗山氏に正式にお願いすることになります」と明かした。都内で島田利正球団代表(56)、吉村浩チーム統括本部長(47)が交渉に当たる。栗山氏が受諾するのは確実で、9日に札幌市内の球団事務所で就任会見を実施。11日にはナインを前に所信表明を行う。

 新体制誕生が秒読みに入った。注目の就任会見はセ、パのCSファイナルSが終了した9日が有力。「栗山丸」の船出を飾るにふさわしい大安吉日が選ばれそうだ。

 「栗山ファイターズ」は晩秋の北海道で産声を上げた後、初仕事はナインへのあいさつだ。千葉・鎌ケ谷のファイターズタウンでダルビッシュ、稲葉らに指揮官として来季以降のチーム指針を説明。当日は秋季練習オフながら、全員が背広姿で参加することになった。

 CSファーストS敗退から巻き返しを図るべく、秋季練習参加組の斎藤、中田、陽岱鋼らのプレーもチェックする。レギュラーの座を得たとはいえ、若手は勝負所の終盤戦で実力を発揮できなかった。レベルアップには何が足りないか――。自らの目で見極めた上、ユニホームに袖を通す来春の沖縄・名護キャンプまで課題を明確にする。

 北の大地でヒルマン元監督が種をまき、梨田前監督が力強い苗に育てたチームを、栗山新監督が太い幹に育て上げる。

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2011年11月2日のニュース