伊東勤氏 韓国・斗山のヘッドコーチに就任へ

[ 2011年10月28日 06:00 ]

 元西武監督で野球評論家の伊東勤氏(49)が、韓国プロ野球・斗山の来季ヘッドコーチに招へいされていることが27日、分かった。

 伊東氏は西武一筋で03年までプレー。捕手としてチームの黄金時代を支えた。引退翌年の04年に西武の監督に就任。同年にチームを2年ぶりのリーグ優勝、12年ぶりの日本一に導いた。退任した07年までの4年間で、監督通算549試合で287勝257敗5分けの成績を残した。

 09年にはWBC日本代表の総合コーチに就任。連覇を成し遂げた際の会見でも「この経験を生かしたい」などと話し、ユニホームへの意欲を見せていた。近年、韓国球界では日本から経験豊かなコーチを招くケースが多く、伊東氏に関しても早い段階からオファーを出していたという。

 ◆伊東 勤(いとう・つとむ)1962年(昭37)8月29日、熊本県生まれの49歳。熊本工―所沢を経て、81年に球団職員として西武入り。同年ドラフト1位で入団し、14度のリーグ優勝と7度の日本一を経験した。03年に現役引退。捕手として歴代3位の2327試合に出場した。04年に西武監督に就任して1年目に日本一。07年オフの退団後は野球解説者を務める。

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2011年10月28日のニュース