明大の祐ちゃんも持ってる?「これからだと思います」

[ 2011年10月24日 16:25 ]

4季ぶり34度目のリーグ制覇を飾り、喜ぶ明大ナイン

 東京六大学野球秋季リーグ第7週第2日は24日、神宮球場で2回戦2試合を行い、明大が東大に7-3で逆転勝ち。08年春以来3年ぶりの完全優勝を決めた。前日まで優勝の可能性を残していた2位の法大が第1試合で立大に2―3でサヨナラ負けし、明大の優勝は決まった状態で2回戦を迎えたが、東大に連勝してリーグ戦を締めくくった。

 先発の難波剛太投手(4年)は3回3失点と不調だったが、救援登板した山崎福也投手(1年)が5回を無安打無失点に抑える好投。さらに同点打、勝ち越し打を含む3安打と投打に大活躍で、大学初勝利を挙げた。

 ドラフト1位指名が確実視される野村祐輔投手(4年)は9回に登板し無失点でピシャリ。今秋は大学ラストシーズンで30勝30奪三振も達成。六大学史上7人目となる大記録に「とても嬉しく思います」と話しながらも「でも結果よりチームが優勝したことが一番嬉しいです」と顔をほころばせた。

 試合後のインタビューでは斎藤佑樹投手(現日本ハム)の流行語「持っている」にちなみ、野村も「持っていますね」と呼びかけられると「これからだと思います」と11月に控える神宮大会を見据えた。

 ▼善波達也・明大監督の話 学校創立130周年の年だけに本当にうれしい。苦しいシーズンだったが、竹田主将をはじめ4年生を中心に粘り強く戦ってくれた。

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2011年10月24日のニュース