NTT東日本・小林V打 9月から先発定着の2年目

[ 2011年10月24日 06:00 ]

<NTT東日本・四国銀行>延長10回2死二塁、小林が決勝の適時二塁打

都市対抗野球大会第2日 NTT東日本4―2四国銀行

(10月23日 京セラD)
 昨年の大会8強のNTT東日本が、初戦で苦戦を強いられた。過去15度の出場でわずか1勝の四国銀行に延長10回の末、4―2で勝利。決めたのは2年目で大会初出場、東海大出身の小林だ。

 延長10回2死二塁から左翼線へ決勝二塁打。続く目黒の右前打では好走塁で貴重な追加点ももぎ取った。東京2次予選では1打席に立っただけの伏兵は「うれしくて何度もガッツポーズをしてしまった」と初々しく話した。

 足の速さと打撃面の成長を買われて大会直前の9月から先発に定着。垣野多鶴監督からコンパクトなスイングに修正するよう指摘され、フォーム矯正を行ってきたが、ここ一番で成長ぶりを見せつけた。垣野監督も「面白い存在になると思う」と新戦力の台頭に笑顔。30年ぶりの優勝に向けて、頼もしい戦力が加わった。

 ▼四国銀行・東出(12年目の34歳エースは8安打4失点で敗戦投手も10回完投)1年を通して最高のピッチングだったと思います。あと一歩でしたが、そこが強いチームとの差。

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2011年10月24日のニュース