ドラ1候補 野村  史上7人目の快挙も東大に4失点「勝つのは難しい」

[ 2011年10月23日 17:47 ]

東京六大学秋季リーグ戦第7週第1日 明大15―7東大

(10月23日 神宮)
 大台到達にあと1勝としていた明大の野村は1回にいきなり8点の援護をもらった。逆に緊張感が薄れたか、2回に1失点、3回は何と5安打を浴びて3失点した。「相手に合わせてしまって高めに浮いた。勝つことがいかに難しいかが分かった」と苦笑いした。

 しかし、これで終わらないのがドラフト1位候補右腕だ。「悪いテンポを修正し、自分のリズムで投げられた」。4~7回は2安打無失点。東大に二塁を踏ませなかった。

 史上7人目の快挙には「長い歴史の中で光栄に思う。これから、もっともっと成長したい」と目を輝かせた。善波監督は「入学時は変化球が良くて、徐々に直球の力強さが上がっていった。緩やかながら右肩上がりで白星を積み重ねてくれた」と喜んでいた。

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2011年10月23日のニュース