亜大・東浜通算17完封 自身の持つリーグ記録更新

[ 2011年10月21日 06:00 ]

<中大・亜大>通算17度目の完封を無四球で決めた亜大・東浜

東都大学野球第7週最終日 亜大6―0中大

(10月20日 神宮)
 3回戦2試合が行われた。第1試合は亜大の東浜巨(なお)投手(3年)が中大を6安打完封。通算17完封として自身の持つリーグ記録を更新した。第2試合は日大が駒大を2―1で下して、1部残留を決めた。優勝争いは亜大と青学大に絞られた。全日程を終了して同率で最下位に並んだ駒大と中大は6位決定戦を行う。

 「東都のミスターゼロ」こと亜大のエース東浜が、無四球完封で今季4勝目を挙げた。負ければ優勝の可能性が消滅する大一番でお得意の完封劇。通算17完封で自身の持つリーグ記録を更新した。「完封は意識していませんでした。5回でつぶれてもいいぐらいの気持ちで投げました」。初戦は中大の島袋に投げ負けて、痛い黒星を喫した。チームが2回戦に勝って巡ってきた登板のチャンスに「今季はいいところが見つからないぐらい悪い。それでもチームが3戦目につないでくれたので、最後くらいはその気持ちに応えたかった」と初回から全力で飛ばした。最終週の東洋大―青学大戦で青学大が勝ち点を落とせば優勝。2勝1敗ならプレーオフが待っている。入学以来優勝を経験していない右腕は「優勝を信じてますけど、まだ終わっていないので」と最後まで慎重だった。

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2011年10月21日のニュース