吉見5冠当確 救援2回無安打で単独トップ18勝目

[ 2011年10月20日 06:00 ]

<中・ヤ>2番手で登板し力投する吉見

セ・リーグ 中日4-1ヤクルト

(10月19日 ナゴヤD)
 前日に2年連続9度目のリーグ優勝を決めた中日は19日、今季本拠地最終戦となったヤクルト戦を4―1で快勝した。2番手の吉見一起投手(27)が2回を無失点に抑えて、ハーラー単独トップの18勝目をマーク。防御率、勝率など投手部門5冠をほぼ確実とした。試合後のセレモニーではペナントと優勝トロフィーが贈呈され、今季限りで退任する落合博満監督(57)はファンにあいさつした。
【試合結果】

 今季初めて救援でマウンドに上がった吉見が「投手5冠」でリーグ連覇に花を添えた。4―0の5回から2番手で登板し、2回を無安打、3奪三振と完璧に抑えて18勝目。09年(16勝)以来となるリーグ最多勝を確実とした。

 「こういう勝ち方をすると、いろいろ言われるかもしれない。でも、今までで一番いい成績を残せたことはうれしい。(先発の)川井さんや監督に助けてもらった1勝なので感謝したい」

 優勝決定が持ち越されていれば、本来はこの日が先発予定だった。しかし、前日に連覇を達成したことで先発はなくなった。それでも、落合監督は「獲れるチャンスがあるものは獲らせてやらないとな」との親心で、中継ぎ起用でタイトルを確定させるプランに変更。「そういう(試合)展開になってくれた」と指揮官はほくそ笑んだ。

 昨オフに右肘を手術し開幕に出遅れたが、その分「プロ6年間でこんなに走ったことはなかった」とオフの間の徹底した下半身強化で、「いつもバテていた」という8月以降の終盤に10連勝。また、食事の際には野菜から口にするなど、食生活に気を配ったことで「好不調の波が少なかった」と振り返る。これで最多勝だけでなく、巨人・内海と争ってきた防御率、勝率、さらに完封試合、無四球試合も加えると「5冠」を手にすることになる。優勝チームの大黒柱として、CSに向け「特別なことはせず、いつも通り戦いたい」と自信をのぞかせた。

 ≪3部門1位なら球団3人目≫吉見(中)がハーラー単独トップの18勝目。防御率も1.65とし、2位の内海(巨=1.74)と0.09差に広げた。仮に内海が22日横浜戦(東京ドーム)で9回を自責点0でも1.67止まり。勝率も吉見は.857で既に1位が確定しており、防御率、勝利、勝率の3部門のタイトル獲得が濃厚となった。この3部門で1位なら中日では54年杉下、93年山本昌に次いで3人目になる。また、8月13日横浜戦からは10連勝。中日投手のシーズン2桁連勝は55年石川10連勝、89年西本10連勝、09年川井11連勝に次ぎ4人目だ。

 ▼中日・平田(プロ初の4番で4回に適時打)4番はミーティングで聞いてびっくりした。うれしかったです。いい緊張感でやれました。

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