上原&建山登録外 上原「チャンス欲しい」涙の訴えも

[ 2011年10月20日 06:00 ]

翌日からワールドシリーズだというのに練習中も元気のない上原

 2年連続でワールドシリーズ進出を果たしたレンジャーズは19日(日本時間20日未明)、ワールドシリーズの出場メンバーを登録。当落線上にいた上原浩治投手(36)、建山義紀投手(35)はともに登録外となったことが分かった。

 吉報は届かなかった。勝利の方程式の一角として期待され今季途中から加入した上原だったが、救援投手としてポストシーズン史上初の3試合連続被弾。18日の全体練習後には「とにかくチャンスが欲しい。それ以上のことは考えていない。こういう事態を招いたのは自分。自分でどうにかしないといけない」と涙目で話したが、その願いはかなわなかった。

 入団時から最も対戦したい打者にカ軍・プホルスを挙げていた建山も落選。ただメジャー1年目で世界一を争う舞台に到達し、チームのリーグ連覇に貢献した。惜しくも頂上決戦の舞台には上がることはできなかったが「非常についていると思うし、このユニホームを着ていることを誇りに思う」と話していた。

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2011年10月20日のニュース