「満足したら終わり」 マー君“投手7冠”の背景にあくなきフォーム改良

[ 2011年10月17日 08:11 ]

<日・楽>鬼の形相で完封。19勝目を挙げた田中

パ・リーグ 楽天2-0日本ハム

(10月16日 札幌D)
 楽天・田中将大投手(22)が16日、日本ハム戦に登板。5安打11奪三振の完封で、リーグ単独トップとなる19勝目を挙げた。自身初タイトルとなる最多勝を始め、沢村賞を含む「投手7冠」をほぼ確実にした。

 最近2年間は左膝の開きを修正し、無駄な力を極限まで省いてリリースの瞬間に最大の力を伝える投球フォームに改良した。投球時に体がぶれることが少なくなって制球が安定。それは数字に表れている。

 今季は自己最多の226回1/3を投げながら、四球は自己最少の27。1試合平均1・07しか四球を許していない。無駄なボール球が減ったため、完投数も両リーグ断トツの14を記録。「試合数が少なくなるにつれて、周りからタイトルのことを言われて意識が強くなった。自分としても今までにない数字を残すことができた」と満足感を漂わせた。

 プロ1年目から11勝。3年目の09年はWBC日本代表でダルビッシュらから技術を学んだ。直球のリリースポイントを打者寄りに変え、同シーズンで15勝をマーク。それでも、「何かを変えることで、今まで良かったものを失うリスクはあるかもしれない。でも、満足したら野球選手として終わり」と毎年のようにフォーム改良を重ねた。

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