CSのライバル・落合竜を3タテ 原監督「意義ある」

[ 2011年10月17日 06:00 ]

<巨・中>CS進出を決め、ファンの歓声に帽子を上げて応える原監督

セ・リーグ 巨人12-4中日

(10月16日 東京D)
 巨人は16日、優勝マジック1としていた中日に12―4で大勝。胴上げを阻止し、5年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。無失点の先発・西村健太朗投手(26)を4回途中で交代。先発起用した小笠原道大内野手(37)が2安打を放つなど、CSを見据えた原辰徳監督(53)の采配がズバリ的中した。CSでは過去4年、全て中日と対戦。最大のライバルをこの勢いで撃破する。

 意地を見せた。今季最多の12得点で本拠地での胴上げを阻止し、09年9月以来の中日戦同一カード3連勝。原監督の声は少し上ずっていた。「(中日戦は)いつも接戦だからこういう試合は珍しい。意義ある3連勝だった」。CSを想定した采配が的中し、宿敵に強烈なインパクトを与えた。

 ☆先発・西村を3回2/3で無失点のまま交代 西村が4点リードの4回に2死満塁とすると、指揮官はロメロをマウンドへ。「いい流れのまま進めたかったので、ああいう用兵になった」。流れを断ち切る内容なら、先発投手の早期降板も辞さない。そこには強い意志が隠されていた。

 ☆左手首剥離骨折で離脱していた小笠原を6番・一塁で起用 実戦は途中出場した前日の中日戦(東京ドーム)のみだったが、あえて先発起用した。2安打の小笠原は「ぶっつけに近い状態だったが、1試合こなせたのは前進」と手応え十分。「彼にとってもチームにとっても大きな自信になる」と原監督も今後への意義を強調した。

 ☆5回。左腕の三瀬に対し、高橋由に代えてこの日1軍昇格の大村を代打起用 大村は左中間二塁打を放ち、6回も中前適時打。指揮官も「いい戦力として戻ってきてくれた。谷の活躍も刺激になっている」と相乗効果に満足そうだ。

 中日戦のシーズン勝ち越しも決め、5連勝で70勝到達。貯金は最多の8で2位ヤクルトにも1差に迫った。「まだ何位になるか決まってないが、日本一になる権利を得た。全力で戦う」。かつて原監督は、中日戦で活躍できない選手はレギュラーとして認めない、と訴えた。下克上へ、その中日が最大のライバルとなるのは確実。2年連続V逸の屈辱は短期決戦で晴らす。

 ≪打線が上昇線≫巨人は今季2度目の5連勝でCS進出を確定した。この日はラミレスが09年8月以来となる4試合連続の23号。今月のラミレスは48打数22安打(打率・458)5本塁打、10打点と大暴れ。また4番の阿部も2打数2安打と気を吐き10月は52打数20安打(・385)と両主軸が好調だ。チーム打率も10月は・266と今季月別では9月の・263を上回り最高。CSに向け打線が上昇線を描いている。

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