「第10回ジョージア魂賞」5年ぶり完投の西武・西口

[ 2011年10月17日 06:00 ]

第10回ジョージア魂賞表彰式で記念撮影を行う(左から)椎名幹芳 三国コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長、西口、伊東勤氏

 チームの勝利に貢献した素晴らしいプレーに贈られる「第10回ジョージア魂賞」の表彰式が16日、西武ドームで行われた。受賞者は西武の西口文也投手(39)。選考委員の伊東勤氏から記念の盾が手渡され、三国コカ・コーラボトリングの椎名幹芳代表取締役社長からは副賞としてジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 8月28日の日本ハム戦(西武ドーム)。先発試合は102試合連続完投なしの珍しい日本記録を更新していた西口が、最後までマウンドに立ち続けた。8回を終えて1―0。渡辺監督から「自分で記録に終止符を打ってこい」と激励された。9回のマウンドに向かうと球場内は大歓声に包まれた。「声援は本当にうれしかった。よしっ、という気持ちになれた」。134球の熱投で5年ぶりの完投、6年ぶりの完封勝利を手にした。

 選考委員の伊東氏は「健康面に気を使うようになってから、さらなる進化を果たしている。ベテランの頑張りは現在のチーム事情を考えても大きい」と称えた。

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2011年10月17日のニュース