中日 浅尾で逃げ切った!優勝M4が点灯!

[ 2011年10月12日 21:15 ]

8回中日2死一、二塁、和田が左越えに3ランを放つ

 首位の中日が2位ヤクルトに4―3で勝ち、優勝へのマジックナンバー「4」が初点灯した。先発ネルソンは9回途中まで3安打に抑え、10勝目をマークした。打線は6回、ブランコの二塁打で均衡を破り、8回に和田の12号3ランで加点した。ヤクルトは9回に3点を返したが、あと一歩及ばず3連敗。

【試合結果】

 中日とヤクルトによる首位攻防4連戦の第3戦は12日、ナゴヤドームで行われ、中日はネルソン、ヤクルトは増渕が先発。試合は“静かな”立ち上がり。もう負けられないヤクルト、一気に決めたい中日ともにスコアボードには「0」が続く。

 ヤクルトは3回、2死一、二塁の好機も青木がニゴロに倒れ無得点。中日もその裏、2死から荒木がチーム初安打となるショートへの内野安打で出塁、井端が中前打も、森野が続けなかった。4回にも、先頭のブランコが二塁打で出塁も、谷繁がバント失敗。和田は併殺打に倒れた。6回には先頭の荒木が左前打、井端の遊ゴロでニ進し、森野はストレートの四球の1死一、二塁で、ブランコが中越え適時二塁打を放ち先制。とうとう均衡を破った。

 ここでヤクルトは増渕をあきらめ押本に交代。谷繁は空振り三振も、和田には四球を与え2死満塁。だが、平田は浅い中飛に倒れ1点止まりだった。

 8回、ヤクルトは4番手に林昌勇をマウンドに送るが、2死からブランコにデッドボール。危険球と判断され、退場となった。投手は松岡に交代。谷繁はストレートの四球で出塁。さらに和田が左翼へ12号3ランを放ち4-0とリードを広げた。

 9回、ネルソンは先頭の森岡に四球を与えたところで降板。小林正が2番手でマウンドへ。だが、青木に中前打を打たれ降板。2日続けて、青木に安打され降板となってしまった。しかし3番手・鈴木も畠山に死球を与え無死満塁。中日はとうとう4連投となる浅尾をマウンドへ送り出した。

 ヤクルトは川端の一ゴロ間に1点を返し、宮本が右前適時打で2点目。さらにバレンティンの左前適時打で1点差に詰め寄った。さらに1死一、二塁。

 相川は空振りの三振。ここで落合監督は浅尾に声を掛けにマウンドへ。次の打者・代打・飯原も空振り三振でゲームセット!中日に優勝マジック「4」が点灯した。

 ネルソンは10勝目。

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