球場の雰囲気変えた　中田　ダル登板で２戦連発「最後に監督を男にする」

＜日・西＞４回２死、左越えに本塁打を放った中田（左）は、出迎えたダルビッシュ（右）らと満面の笑みでハイタッチ

パ・リーグ 日本ハム３－０西武

（10月11日 札幌Ｄ）
　日本ハムの中田が５試合ぶりの１８号ソロで、今季９０打点目を挙げた。

　稲葉の１２号２ランで先制した直後の４回２死、帆足の内角直球を左中間席へ運んだ。「ダルさんが、誰が見ても凄い投球をしていた。点が欲しいと思っていたし、本塁打一発で球場の雰囲気がガラリと変わる」と満足げ。ダルビッシュが先発した試合は、５日の楽天戦（札幌ドーム）に続き、２試合連発。決勝打を７度記録するなど、兄貴分の登板試合はなぜか勝負強い。

　この日の勝利でチームはＣＳ進出を決めたが「それは良かったけど、まだ試合が残っているので一生懸命やるだけ。最後に監督を男にする」と、次の目標を見据えていた。

　▼日本ハム・梨田監督（３位以内確定）実感もない。当たり前のような感じだった。何とか２位を確保しないと。

　▼日本ハム・稲葉（４回に先制の１２号２ラン）前の打者の（小谷野）栄一が何とか走者を進めようと粘っている姿を見て、何とかしないといけないと思った。一番良い結果が出た。