勝負どころで3者斬り!斎藤 シャンパンかけ一番乗り

[ 2011年10月8日 09:23 ]

ダイヤモンドバックス戦の7回に登板し、三者凡退に抑えたブルワーズ・斎藤
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ナ・リーグプレーオフ地区シリーズ ブルワーズ3―2ダイヤモンドバックス

(10月7日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの斎藤が、勝負どころで快投を演じた。味方打線が2―1と勝ち越した直後の7回に先発ガヤードの後を受けて登板。「場面が場面なので、重圧は大きかった」と振り返ったが、三者凡退に仕留めて本拠地で大歓声を浴びた。

 先頭打者の8番パーラを外角高めの速球で左飛に打ち取ると、代打のブルムに対しては投球前に投手コーチからマウンドで指示を受け、カーブで空振り三振に。最後はブルームクイストを低めのカーブで平凡な遊ゴロに打ち取り、拳で力強くグラブをたたいた。

 地区シリーズで3試合に投げて計3回を無失点。「自分もしっかりやれているのでうれしい。(チームは)強くなっているし、もしかしたら(頂点)の可能性を秘めている」と力を込めた。

 チームは2―1の9回に抑えのアクスフォードが同点に追い付かれる嫌な流れを延長戦ではね返し、劇的なサヨナラ勝ちで地区シリーズを突破。斎藤はトレーナー室で勝利を見届け、シャンパンかけに一番乗り。「厳しい戦いだった。生みの苦しみがあったから、喜びもひとしお」と美酒に酔った。(共同)

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