レンジャーズ地区シリーズV 登板なし上原にも気遣い

[ 2011年10月6日 06:00 ]

<レイズ・レンジャーズ>7回、3打席連続本塁打を放ったベルトレ

ア・リーグ地区シリーズ第4戦 レンジャーズ4―3レイズ

(10月4日 セントピーターズバーグ)
 レンジャーズは4日(日本時間5日)、レイズとの地区シリーズ第4戦に競り勝ち、3勝1敗として2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。エイドリアン・ベルトレ内野手(32)が、ポストシーズン史上7度目となる1試合3本塁打をマーク。上原浩治投手(36)は登板機会がなかったが、2度目のシャンパンファイトを経験し、次のシリーズでの巻き返しを誓った。
【試合結果】

 チームメートはふさぎ込む上原を見捨てなかった。1日の第2戦で、3ランを浴びて1死も取れずに降板した右腕は、地区優勝に続く2度目のシャンパンファイト中も「今回は正直、面白くないです。悔しさの方が大きい。複雑なのは当たり前」と硬い表情のまま。あまりの寒さに1人でシャワーを浴び、ビニールカーテンの裏に隠れたが、ブルペン陣に再びビショ濡れにされると、ようやく笑顔を取り戻した。

 心の傷は大きかったが同僚の気遣いが上原を救った。この明るさとチームワークが原動力だ。試合ではA・ベルトレが持ち前のフルスイングで2、4、7回と3打席連続ソロを放つと、ベンチはお祭り騒ぎ。今季レッドソックスから6年総額9600万ドル(約73億9200万円)の大型契約で移籍した04年本塁打王は「プロ人生で最高の日。メジャー初安打と同じくらいだね」と表情を緩めた。

 A・ベルトレの活躍はこれだけではない。1点を返された2回終了後には、ベンチでバッテリーの元に歩み寄り、相手にサインが読まれている可能性があると指摘。5回2失点と粘投したハリソンを助け「ここはみんなが励まし合う楽しい集団」と一丸を強調した。

 ロン・ワシントン監督は上原について「このチームに所属している限り、彼にもボールを持つチャンスはある」と奮起に期待。上原も「チャンスがあれば頑張ります」と次の戦いを見据えた。

 ▼レイズ、ジョー・マドン監督(2年連続でレンジャーズ相手に地区シリーズで敗退)本当に手ごわい相手だ。ただ、うちの選手も(シーズン)開幕6連敗からよく巻き返した。誇りに思う。レンジャーズと来年のプレーオフで再戦できるように努力する。

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