日大三全国3冠 横尾決めた!!先制&逆転サヨナラ弾

[ 2011年10月6日 06:00 ]

<日大三・習志野>9回2死二塁、逆転サヨナラ2ランを放った横尾

 山口国体の高校野球硬式の決勝は5日、宇部市で行われ、今夏甲子園を制した日大三(東京)が1点を追う9回、横尾俊建内野手(3年)の逆転サヨナラ2ランで習志野(千葉)を4―3で下して初優勝。日大三は昨秋の明治神宮大会と合わせて全国大会3冠を達成した。

 横尾は高校生活最後のひと振りに3年間の集大成を込めた。1点を追う9回2死二塁。内角フォークをすくい上げた打球は左翼席へ飛び込んだ。逆転サヨナラ2ラン。「高校最後の打席でホームランなんて幸せ」。かみしめるようにゆっくりとダイヤモンドを一周した先には仲間たちが歓喜の表情で待っていた。

 雨で試合開始が54分遅れ、3回表は38分間の中断。集中力を保つのが難しい中で5回2死一塁は右方向へ流して先制2ラン。一度は逆転されたが土壇場でもう一発。ここまでチーム打撃を最優先させてきた横尾は「ずっと我慢してきたけど解き放った。本塁打しか狙わなかった」。最後の試合で全てを出し切った。

 明治神宮大会、今夏甲子園に続く3冠。国体は初優勝の小倉全由監督は「期待を裏切らない、いい野球をしてくれた」と夏と変わらぬナインの奮闘ぶりに満面の笑みを見せた。横尾は今国体1回戦後に進学を希望する慶大合格の連絡を受けた。10奪三振完投のエース吉永は早大に進学予定だ。今ドラフトにかかるためのプロ志望届は誰も出さずに、メンバーの大半が大学で野球を続ける。横尾は「吉永と早慶戦ですね」と話して仲間との対戦を楽しみにしていた。

 ◆横尾 俊建(よこお・としたけ)1993年(平5)5月27日、東京都生まれの18歳。あざみ野中時代は中本牧シニア、相模原ホワイトボーイズに所属して捕手。日大三1年秋からベンチ入り。2年センバツは4番で準優勝。今センバツは4強、夏は打率・579で全国制覇に貢献した。1メートル76、86キロ。右投げ右打ち。

 ▼日大三・吉永(3失点完投で10奪三振)負けて終わっていたら悔いが残っていた。劇的に終われて思い出ができた。

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