脇谷が代打で口火打「やばいなと思ったけど…」

[ 2011年10月2日 06:00 ]

<巨・広>8回1死満塁、右二塁打を放ち、ガッツポーズする脇谷

セ・リーグ 巨人6-2広島

(10月1日 東京D)
 巨人は打の脇役が内海に白星をもたらした。1点を追う7回無死一塁で、代走の鈴木がけん制死。しかしこの場面で内海の代打・脇谷が右前打を放ち、逆転劇の起点になった。

 「前に飛ばなくてやばいなと思ったけど、最後に(タイミングが)合った」。7月5日のヤクルト戦(静岡)で右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し離脱。握力が戻らず食事の時にはしを持てない時期もあったが、復帰初打席で結果を出した。

 その後に2死二塁となり、脇谷の離脱後に二塁に定着した藤村が同点の左越え二塁打。脇谷は8回1死満塁でも走者一掃の右翼線二塁打を放つなど活躍し、原監督も「見事でした。2人とも必死よ。(脇谷は)こういう時期に戦力として大きい」と満足げだった。

 ▼巨人・藤村(7回2死二塁から同点の左翼越え二塁打。さらに長野の中前打では好走塁で本塁生還)高めのボールをしっかり上から叩くことができた。(走塁は三塁ベース)コーチが回してくると思ったので、一生懸命やりました。

 ▼巨人・長野(7回2死二塁から勝ち越し中前打)あそこで打てば内海さんにも勝ちがつくので、絶対に何とかしたかった。追い込まれてきつかったけど、何とか当てようと思った。

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2011年10月2日のニュース