菅野、新球シュートで12K!リーグ新14完封

[ 2011年10月2日 06:00 ]

<帝京大・東海大>リーグ新記録の14完封を達成した菅野

首都大学野球秋季リーグ戦第4週第1日 東海大6―0帝京大

(10月1日 平塚)
 27日のドラフトで巨人が1位指名を表明している東海大の菅野智之投手(4年)が、帝京大を4安打に抑え、2試合連続の完封勝利。リーグ単独4位となる35勝目を挙げ、通算14完封は76年の益山性旭(帝京大―阪神)らを抜いてリーグ新記録となった。

 右打者対策の新球シュートを有効に使い、12奪三振をマーク。新球が威力を発揮したのが4回だ。右打者の4番・梅田に対して1ボールからの2球目。球速は148キロながら懐に鋭く曲がってストライクを奪うと、フルカウントから外角低めの直球で見逃し三振。「右打者の内角に投げられてベースを大きく使えた。だから外の球も生きた」と快調にゼロを9つ並べた。

 ≪亜大・東浜は16完封≫大学野球のリーグ通算完封記録は、東京六大学が江川卓(法大=74~77年)の17が最多。東都大学は亜大の東浜巨(なお)が、今秋9月27日の駒大戦でリーグ新となる通算16完封を達成。松沼雅之(東洋大=75~78年)と並んでいた15完封を塗り替えたばかりだ。関西学生は山口高志(関大=69~72年)の19がリーグ記録となっている。

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2011年10月2日のニュース