島田委員長 WBC参加「いい方向に向いていける」

[ 2011年10月2日 06:00 ]

 プロ野球の国際関係委員会・島田利正委員長(日本ハム球団代表)は1日、13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題が交渉継続となったことで、日本の参加へ明るい見通しを語った。

 主催者の大リーグ機構(MLB)に交渉の継続を要望した島田委員長は「向こうも理解してくれたと思う。ファンあっての野球界。いい方向に向いていけると信じている」とした。回答期限だったこの日(米国時間30日)を前に、主催者側は日本の参加表明を10月以降も受け付ける意向を示していた。今後は7日のオーナー会議で参加へ向けて協議。島田亨オーナー会議議長(楽天オーナー)らが10日に渡米してMLBに会議の内容を報告する。

 島田委員長は「交渉のデッドラインは考えていないが、遅くなるのは良くない」と説明。参加条件が改善されなければ参加しないとする選手会との調整も急ぐ。

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2011年10月2日のニュース