松井 無安打の最終戦 「成績はちょっと恥ずかしい」

[ 2011年9月29日 15:19 ]

マリナーズ戦の8回、投ゴロ併殺打に倒れるアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手は28日、シアトルでのマリナーズ戦に6回から途中出場して中飛、投ゴロ併殺打だった。2打数無安打で打率2割5分1厘。試合はアスレチックスが2―0で勝った。

 「チームに貢献できなかった」と総括した今季を象徴するようにアスレチックス松井は併殺打で今季の幕を閉じた。
 
 松井は休養の予定だったが、ウィリンハムが背中を痛めたため六回から出場し2打数無安打。打率2割5分1厘、12本塁打、72打点で、長期離脱した2006、08年を除けば自己最低となった。「恥ずかしい。今まで残した成績と比較するとだいぶん低い」と顔をしかめた。
 
 今季も1年契約。アスレチックスは来季開幕戦を日本で行い、メルビン監督は残留を望んでいるが「全くの白紙。何も考えていない。考えなくてはいけない時期が来たら考えたい」と言った。37歳はこのオフもまた岐路に立つ。
 

 ▼松井の話 チームに貢献できなかった。成績はちょっと恥ずかしい。自分の今まで残した成績と比較すると、だいぶ低い。しかも勝てなかったわけですから。(イチローの200安打記録が途切れたことは)いつも見ているわけじゃない。ただ、アスレチックス戦ではよく打っていた。何も変わった印象は受けない。(共同)

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