23日で9ゲーム差縮める 猛追のレイズ指揮官泰然「これが野球なんだ」

[ 2011年9月28日 09:56 ]

 ア・リーグのプレーオフ進出争いがレギュラーシーズンの最終日までもつれ込む。最高勝率2位チームのワイルドカードを懸けた戦いでレイズがレッドソックスを猛追。3日に9ゲーム差だった両チームが26日に89勝71敗で並び、最後の2戦に臨む。

 2年連続のプレーオフを狙うレイズのマドン監督は最終カードで本拠地にヤンキースを迎え、大リーグの公式サイトに「何とも思わない。これが野球なんだ」と泰然と話した。自軍への揺るぎない自信を見せる。

 レイズは2008年と昨季に激戦のア東地区を制した。昨オフに攻撃の要だったクロフォードを放出。今季も開幕直後に主砲ラミレスが薬物規定違反で引退した。だが、定評ある若手育成が実を結び、2年目のジェニングズが1番に定着し、今月に入ってからも22歳の左腕ムーアが鮮烈なデビューを飾るなど戦力ダウンを感じさせない。(共同)

続きを表示

2011年9月28日のニュース