悪い流れ断ち切れず…ロッテ“ミスミス”10連敗

[ 2011年9月28日 06:00 ]

7回オリックス1死一、三塁、T―岡田の遊ゴロで細谷が一走後藤を二封するが、一塁へ悪送球し追加点を許す。右は二塁手井口

パ・リーグ ロッテ4-6オリックス

(9月27日 ほっと神戸)
 ロッテは終盤の反撃も及ばず、バレンタイン監督時代の04年4月以来となる10連敗。借金は93年以来の22まで膨らんだ。

 プロ2度目の登板だった阿部は1回1/3を5失点でKO。22歳右腕は「前回より緊張なく試合に入ることができたけど…。ボール先行の投球で自分を苦しくしてしまった。チームに申し訳ない」とうなだれた。0―5の7回に細谷の左越え3ランで追い上げ、なお無死一塁で中前打の田中が二塁を狙って憤死。反撃の流れを止めると、直後の守備では遊撃・細谷の一塁悪送球で致命的な1点を奪われた。ズルズルと悪い流れを断ち切れず、西村監督は「走塁や守備にミスが出ると痛い」と厳しい表情。9月は3勝16敗1分けと、昨季日本一チームの失速は止まらない。

 ▼ロッテ・細谷(7回に左越え2号3ラン)力まずにリラックスして打った。少し詰まったけどよく伸びてくれた。

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2011年9月28日のニュース