中日 逆転勝ち!落合監督「いいんじゃない」

[ 2011年9月27日 21:33 ]

9回中日1死一、三塁、ブランコが中前に勝ち越し打を放つ。捕手倉

セ・リーグ 中日5―4広島

(9月27日 マツダ)
 首位ヤクルトに2・5差と迫る中日が、広島に5-4で逆転勝ちした。落合監督は「いいんじゃない、これくらい動けていれば」といつも通り淡々としていたが、打線が見事につながった。

 先手は広島。初回にバーデンの適時打などで2点を先制、5回は栗原がソロ本塁打し、6回にも1点を加えた。

 だが中日は2―4の7回、森野の2点適時打で同点とし、9回には荒木の安打を足場に井端が犠打、森野の安打で1死一、三塁とし、ブランコの中前適時打で勝ち越した。この日ブランコは昨年9月11日以来の1試合4安打をマーク。「あの場面はとても緊張したが、外野にフライを打つようにと思って打席に立った。4安打は日本では初めて。チームも勝って気持ちがいい。明日もいい仕事をしたい」と昨年の4安打も忘れるほどの興奮ぶり?だった。

 6番手の浅尾が6勝目。9回を締めた岩瀬は32セーブ目。首位のヤクルトも勝ったため、差は詰まらなかったが、球団史上初のリーグ連覇に向けブランコも「頑張る」と力強かった。

 ▽森野(7回に初球を狙い同点打)「1球で仕留めようと思っていた」

 ▽谷繁(6回に適時打)「チャンスだったので、いつも通り積極的に打ちにいった」

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