采配ズバリ!西武9年ぶり9連勝!3位オリに3差だ

[ 2011年9月27日 06:00 ]

<ロ・西>9回裏、先頭の角中の打球を好捕した秋山の肩を抱く渡辺監督

パ・リーグ 西武5-4ロッテ

(9月26日 QVC)
 西武の勢いが止まらない。26日、ロッテを相手に4―4の7回に中村剛也内野手(28)が決勝中前打。渡辺久信監督(46)の継投策、采配もずばりはまって、チームは2引き分けを挟んで9年ぶりの9連勝を飾った。借金は1。試合がなかった3位・オリックスに3ゲーム差と迫った。敗れたロッテは9連敗。
【試合結果】

 渡辺監督が勝利の余韻に浸ることはなかった。1点差の競り合いを制して「こういう状態は今シーズン初めて。チームがクライマックスに向かってその気になってやっている」とうなずいた。

 2分けを挟んで02年以来9年ぶりの9連勝。今季チームスローガンに掲げた「勝利への執念」が詰まった一戦だった。

 2点リードの5回。先発の石井一が無死満塁のピンチを招くと、渡辺監督が今季初めてマウンドに足を運んで降板を告げた。「一久の勝ちもかかっているし、ああいう場面では俺が行く。いろいろなことを考えてね」と、自ら動いて岡本篤を2番手に起用。右腕は今江に同点左前打を許したが、その後は3イニングを無安打無失点で勝ちを呼び込んだ。この1週間で3勝目を挙げた岡本篤は「走者は還してしまいましたけど、逆転までいかせなかったのは良かったです。7回まで自分がいくつもりでした」と、信頼に応えた。

 2回無死一塁で銀仁朗がバスターエンドランを成功。7回1死一塁では死球で出塁した中島が二盗を決めて、中村の決勝打を呼び込んだ。「やるべきことをみんながやっているからこういう結果になっている」と指揮官。自身は2日前、疲労がたまって体調を崩していたが「きのうは11時間寝て、それで治ったよ。やっぱり人間は睡眠が大事なんだなあ」と、体調も万全で試合運びもさえた。

 9月は17勝3敗2分け。最大15あった借金を1カ月もたたないうちに1として5割復帰も見えた。試合がなかった3位・オリックスとは3ゲーム差。渡辺監督は「去年の悔しさはみんな忘れていない。うちは勝って自力で(CSに)行くしかない」と、最後まで引き締めた表情だった。

 ▼西武・秋山(9回、先頭の角中の大飛球を好捕)頭を越されると思った。ヤマ勘でグラブを出したら入ってくれました。

 ▼西武・石井一(5回途中4安打4失点で降板)5回まですんなりいかないといけなかった。連勝が止まらないで良かった。

 ≪50打点中クリーンアップで30打点≫26日は5番のフェルナンデスが初回に先制打を放ち、4番の中村が7回に決勝打。連勝期間中、3番(全て中島)が最多の12打点を挙げ、4、5番も各9打点。全50打点のうちクリーンアップだけで合計30打点と、中軸の猛打で連勝を伸ばしている。

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