プロ初完封あと1人で逃した 赤川「詰めの甘さだと思う」

[ 2011年9月25日 17:57 ]

プロ初完投で5勝目を挙げ、ファンの声援に応えるヤクルト・赤川

セ・リーグ ヤクルト6-1中日

(9月25日 ナゴヤD)
 9回2死二塁で谷繁に中前打を許しプロ初完封は逃げていった。それでも最後の打者を遊ゴロに仕留めてプロ初完投。小川監督とがっちり握手した赤川だったが「詰めの甘さだと思う」と悔しがった。

 中日との首位攻防4連戦。3連敗と重い空気が漂う中での登板だったが「連敗していることは気にせず、開き直って投げるだけだった」と赤川。初回に4点の援護を受け「気持ちが楽になって、もっと開き直れた」という。

 6回1死までノーヒットの快投。最終的には無安打無失点、初完封もならなかったが、チームの連敗を止めたことに胸を張った。「優勝争いの緊張感の中で自分の中で成長がある。今後も一生懸命頑張りたい」。10年ぶりの優勝へ向け、3年目の若武者の快投でチームは息を吹き返した。

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