楽天快勝 マーくん無四球完封 自己最多の16勝目

[ 2011年9月24日 17:04 ]

完封で16勝目を挙げた楽天・田中

パ・リーグ 楽天8―0ソフトバンク

(9月24日 Kスタ宮城)
 楽天の田中が打線の援護を受け、3安打5三振でソフトバンクを完封。チームの連敗を5で止めた。「きょうはガッといくような場面をつくらなかったのが一番ですね」と投げ終わっても余裕の表情の田中。これには、星野監督も「やっぱり将大(田中)か、というところだね」と語った。

 楽天は初回、山崎の右犠飛で先制すると、以後も内村のランニング本塁打などで着実に加点し、田中を助けた。田中は緩急自在の投球で8安打を浴びながらも、無四球でソフトバンクをシャットアウト。リーグトップタイ、自己最多の16勝目を挙げた。

 投球回はプロ5年目で初めて200イニングに乗り、防御率はリーグトップの1・35。沢村賞の選考基準7項目のうち、満たしていないのはあと1試合となった登板数だけだ。逆転でのクライマックスシリーズ進出を信じる田中は「僕らの底力を見せるところ。一戦必勝でいく」と熱く口にした。

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2011年9月24日のニュース