上原　ワンポイントでＫ・スズキ斬り「言われたところで行くだけ」

アスレチックス戦の７回、２死三塁で登板し、スズキを右飛に打ち取ったレンジャーズ・上原

　レンジャーズの上原浩治投手は２２日、オークランドでのアスレチックス戦で３―３の７回途中に３番手で登板し、１／３回を無安打無失点。勝敗は付かなかった。試合はアスレチックスが４―３で勝った。

　前夜勝ち投手になったレンジャーズの上原が、この日は火消し役になった。出番は同点とされた直後の７回２死三塁。アスレチックスの捕手スズキに速球を続けて追い込み、最後は落ちる球で右飛に打ち取った。
　
　チームの連勝は４で止まったが、首脳陣の信頼に応える投球に「（調子が）やっと戻ってきた」と満足げ。地区優勝目前でもオリオールズ時代と気構えは一緒と強調し「行けと言われたところで行くだけ」と勇ましかった。

　▼上原の話　抑えられて良かった。（本来の投球が）やっと戻ってきた。何点差でも行けと言われたところで行くだけ。（地区優勝が近づいても）オリオールズ（時代）と今と何も変わっていない。同じ気持ちでやっているつもり。（共同）