WBC参加問題 大会運営会社と今後も交渉継続

[ 2011年9月23日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)と選手会の事務折衝が22日、都内で行われ、13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題について協議した。

 大会運営会社WBCIと8日に交渉した国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)は選手会側へWBCIの新提案について説明。選手会は日本代表のスポンサー料とグッズ収入の権利がNPBに帰属しなければ参加しない、との主張を再度伝えた。交渉を続ける方針は確認したが、新提案に選手会の松原徹事務局長は「そんな小さな提案では参加したくてもできない」とした。参加の回答期限は9月30日。12球団には不参加を懸念する声があり、回答を保留した場合はWBCIの反応次第で何らかの対応を迫られる可能性もある。

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2011年9月23日のニュース