ヤンキース2年ぶり地区V 40歳・ポサダ意地のV打

[ 2011年9月23日 06:00 ]

<ヤンキース・レイズ>シャンパンで優勝を祝うヤンキースのポサダ(左)とリベラ

ア・リーグ ヤンキース4―2レイズ、ヤンキース4―2レイズ

(9月21日 ニューヨーク)
 ヤンキースはマジック3から一気に2年ぶりの地区優勝を決めた。ダブルヘッダーの第1試合に逆転勝利を飾った時点でプレーオフ進出が決定。第2試合でも競り勝ち、2位レッドソックスが敗れて歓喜の瞬間が訪れた。ジョー・ジラルディ監督は「地区優勝は通過点。誇りを持って戦い続ける」と先を見据えた。

 第2試合の8回、代打で決勝2点打を放ったのは今季からDH兼代打となった生え抜き捕手ポサダ。9番に起用され、指揮官と対立したこともあった40歳は「つらい1年だったが、過去ではなく前を向いてやりたい。信頼に応えるために打ちたかった」と話した。新人ノバが16勝、グランダーソンが両リーグトップの119打点と、松井がワールドシリーズMVPに輝いた2年前にはいなかった戦力も台頭したヤ軍が、世界一へ突き進む。

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2011年9月23日のニュース