松井、ブラピと“共演” アスレチックス舞台の映画PR

[ 2011年9月20日 19:22 ]

 米大リーグ、アスレチックスのゼネラルマネジャー(GM)、ビリー・ビーンの半生を描いた映画「マネーボール」のプレミア試写会が、チームの本拠地カリフォルニア州オークランドで開かれ、主演のブラッド・ピットやアスレチックスの松井秀喜が姿を見せた。

 自分では野球のバッティングは得意だと思っていたというブラピ。しかし、撮影に入ると「ぼくがバットを振るとみんな笑うんだ」。笑顔で裏話を紹介した。

 ビーンは統計を駆使して選手を評価する理論を導入。弱小球団だったアスレチックスを、少ないコストで常勝軍団に変えたという異色のGMだ。映画は日本では11月11日に全国公開される。

 ブラピは「野球は強いチームが勝つとだけ考えていたけど、そう(単純)ではなかった。(ビーンの改革は)尊敬に値する」と感心した様子。

 この日の松井はスーツ姿。ブラピと握手して「いい思い出になった。日本の皆さんもこの映画を見てアスレチックスに興味を持ってほしい」。ブラピは松井の印象を「クール(格好いい)、とてもクールだ」と繰り返した。

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2011年9月20日のニュース