大場危険球退場も降雨中止 日本ハム敗れM14

[ 2011年9月20日 06:00 ]

<オ・ソ>初回無死一塁、大引に頭部死球を与え、危険球退場する大場

パ・リーグ ソフトバンク-オリックス(降雨中止)

(9月19日 ほっと神戸)
 ソフトバンクは1―2とリードを許した3回表終了後、雨が強くなり、19分間の中断後にノーゲームとなった。

 先発の大場が初回無死一塁で、大引への初球をヘルメットのつば付近に当てて、わずか6球で危険球退場。大場は2年前にも同戦で大引に当てて8球で危険球退場となっており、「(送り)バントでフライを上げさせようとして、内角高めを狙った球が抜けてしまった。大引さんに申し訳ない」と肩を落とした。もっとも2位・日本ハムが敗れたため、優勝マジックは1つ減って14。開幕から124試合目で今季初の中止となった秋山監督は「(きょうの試合が)後ろに回る分は問題ない」と余裕の表情だった。

 ≪今季両リーグ9人目≫大場(ソ)がオリックス戦の初回に2番・大引への危険球で退場。試合はノーゲームとなったが退場の事実は記録されるため、今季両リーグ9人目の退場処分となった(危険球退場は5人目)。自身の退場は09年7月30日のオリックス戦(ヤフードーム)以来2度目で、前回も大引への危険球だった。なお、先発登板し打者2人目で危険球退場は94年斎藤雅(巨=6球目)、03年河内(広=9球目)、08年小林太(横=10球目)、前回の大場自身(8球目)に並ぶ最速タイ。また、この日の6球は前記斎藤雅に並ぶ先発では最少球数の危険球退場となった。 

 ▼ソフトバンク・細川(右ふくらはぎ痛から約3週間ぶりに1軍復帰、1打席目に中前打)違和感なくゲームに入れた。

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2011年9月20日のニュース