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“祐ちゃん”が佑ちゃん超え!明大・野村通算329K

[ 2011年9月20日 06:00 ]

<法大・明大>9回1死二塁、野村は法大・木下からこの日10個目の三振を奪う

東京六大学野球第2週第3日 明大3―2法大

(9月19日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、明大は今秋ドラフト1位候補の野村祐輔投手(4年)が、10三振を奪う力投。法大を3―2で振り切り勝ち点を挙げた。野村はリーグ戦の通算奪三振を329とし、斎藤佑樹(早大=日本ハム)を抜いて歴代9位に浮上した。

 あっさりと記録を塗り替えた。3回2死。野村は建部から空振り三振を奪い斎藤の323奪三振を超えると、その後も順調に数を重ね2桁10奪三振。通算では329奪三振とし、歴代9位に躍り出た。

 「プロでもローテーションで投げている。そういう投手に勝てて、六大学の記録として残るのならうれしい」。昨年リーグの顔だった右腕と比べ、笑顔を浮かべた。

 17日の初戦は6回7失点でまさかの降板。「調子は4年間で1番悪かった」というが、中1日でしっかりと修正してきた。直球のMAXは自己最速に6キロ及ばない143キロ。それでもカットボールやチェンジアップを丹念に低めに集めて法大打線に的を絞らせず、8安打2失点で投げきった。

 今春は5勝3敗。初戦に先発した5試合全てに勝利しながら、3回戦にもつれ込んだ3試合でいずれも黒星を喫した。初戦から中1日で迎える3回戦をいかに戦うか。善波達也監督は「相手の振りにくる気持ちを考えて球を出し入れしろ」と夏の間に助言した。この日は14人の打者に初球ボールで入りながら、わずかに2四球。打者の打ち気を誘いながら巧みに球を散らした。

 すでに1位指名を明言し、12球団で唯一、この日の投球を視察した広島の苑田聡彦スカウト部長は「頭がいい。制球がいいからそう簡単には打たれない」と修正能力を絶賛。東海大・菅野、東洋大・藤岡と並ぶ「BIG3」の一角が、秋の主役に名乗り出た。

 ▼日本ハム・斎藤 野村ならば抜かれると思っていました。(自分が戦っていたときから)いい投手でしたからね。

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