大阪市信用金庫4強進出!柴田延長14回投げ抜く

[ 2011年9月20日 06:00 ]

<大阪市信用金庫・ニッセイ>延長14回を投げ抜き完封勝利の柴田

天皇賜杯第66回全日本軟式野球大会第3日 大阪市信用金庫8―1熊本赤十字病院、大阪市信用金庫2―0ニッセイ

(9月19日 岩手県営野球場)
 4会場で3回戦8試合、準々決勝4試合を行った。5年ぶり4度目の頂点を狙う大阪市信用金庫(大阪第1)は、熊本赤十字病院(熊本)とニッセイ(愛知東)を連破して4強入り。佐藤薬品工業(奈良)、三洋電機鳥取(鳥取)、大分銀行(大分)も準決勝に駒を進めた。20日は、岩手県営野球場で準決勝2試合が行われる。

 大阪市信用金庫は左右の両エースが雨中の試合で躍動した。3回戦では左腕・三河が、熊本赤十字病院を8回零封して勝利に貢献。準々決勝のニッセイ戦では右腕の柴田が延長14回を投げ抜き、3安打完封勝利でチームを準決勝へと導いた。大阪からバスで約16時間をかけて駆けつけた、約100人の応援団も大喜び。長岡徹也監督は「声援に応えようという思いが勝利につながった。大阪に天皇賜杯を持って帰りたい」と感激の表情を浮かべた。過去優勝3度の名門は、06年以来5年ぶりの頂点を視野に捉えた。

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2011年9月20日のニュース