33勝&300K!菅野 それでも失点を反省「正直悔しい」

[ 2011年9月17日 16:26 ]

首都大学野球リーグで通算33勝目を挙げた東海大の菅野智之

 首都大学野球リーグの東海大のエース右腕で、今秋のドラフト会議で1位指名が確実な菅野智之が17日、川崎市等々力球場で秋季リーグの筑波大1回戦に先発。1失点の無四球完投で勝利投手となり、東海大の久保裕也(現巨人)に並ぶリーグ史上5位の通算33勝目を挙げた。菅野はリーグ戦通算300奪三振も達成。チームは2―1で先勝した。

 東海大の今季初戦で菅野は打たせて取る投球を徹底。最速157キロの直球が注目されるが、この日は中盤以降に緩い変化球を多用し、3奪三振ながら8回まで0点に抑えた。だが、リーグ記録タイの通算13完封が懸かった9回に失点。「意識していたので正直悔しい。最後にギアが上がらなかった」と課題を挙げた。

 既に1位指名を公表している巨人の山下哲治スカウト部長は「ローテーションの一角を担えるという評価は変わらない」と話した。

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2011年9月17日のニュース