吉見 内海に並ぶハーラートップタイの14勝目!

[ 2011年9月15日 20:55 ]

8回1失点で14勝目を挙げた中日・吉見

セ・リーグ 中日3―1阪神

(9月15日 甲子園)
 中日の先発・吉見が8回1失点の好投で14勝目。自身6連勝で、巨人の内海に並ぶハーラートップタイの14勝目をマークした。ただ、右腕は完投を逃したことを悔やみ「最後まで投げなくてはいけない。ホームランがもったいなかった」と控えめに喜んだだけだった。

 中日が4回に先制した。1死から井端がバットを折りながら中前に運び、森野の右前打で一、三塁。続くブランコの当たりは一ゴロに。この間に井端が本塁を陥れた。

 「ランナーをかえすのが僕の仕事」と普段から口にする主砲が、何とか役割を果たした。

 さらに、5回には谷繁の安打を足場に2つの失策で2点を加え、3-0とリードを広げた。

 阪神は8回、代打の金本が右翼へ9号ソロを放ち1点を返したが、そこまでだった。

 吉見は本塁打を打たれた1球を「失投」と言いながらも、四球1という内容には「そこはこだわっている」と満足した様子。この日で14勝でハーラートップタイとなったが「まだ、並んだだけ。話されないようにしたい」と力強かった。

 ▽浅尾(9回、安打を許したものの7セーブ目)「気持ちを切り替えて、代われと言われるまで投げるつもりだった」

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