スレッジ 治療で帰国へ…残留希望もこのまま退団か

[ 2011年9月15日 06:00 ]

 横浜はターメル・スレッジ外野手(34)が故障している右足付け根の治療のため、16日午後に成田発の便で米国へ帰国すると発表した。

 スレッジは、8月20日の阪神戦(横浜)の走塁で痛めて翌21日に出場選手登録抹消。今月6日に1軍復帰したが、痛みが再発し10日に再び登録抹消された。鼠径(そけい)ヘルニアの可能性もあるため本人が米国での治療を希望したもので、球団は再来日と来季契約は未定と説明。このまま退団の可能性が高くなった。

 スレッジは今年が2年契約の2年目。シーズン途中での帰国に球団幹部は「このタイミングでの帰国はどうか。こういう状況で来年どうこうは言えない」と話した。横浜スタジアムで首脳陣らに報告したスレッジは「チームに申し訳ない。来季の契約は自分ではコントロールできないが、私も家族も横浜を愛しているし、残りたい」とあらためて来季残留を熱望した。

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2011年9月15日のニュース