桑田氏 慈善試合に先発!勇気の2回零封

[ 2011年9月15日 06:00 ]

BCリーグドリーム選抜の先発として2回を無失点に抑えた桑田氏

福島県復興支援野球交流戦 桑田真澄・BCLドリーム選抜4-1福島県社会人野球県北選抜

(9月14日 福島県営あづま)
 巨人、パイレーツでプレーした桑田真澄氏(43)が監督を務める「桑田真澄・BCリーグドリーム選抜」が14日、福島市の県営あづま球場で入場無料の慈善試合を行った。福島県復興支援交流戦として行われ、福島県社会人野球県北選抜に4―1で勝利した。

 「失敗とかもあったけど諦めないでやる気持ちが勝ちにつながった。福島の皆さんも頑張ってほしい」。先発した桑田氏は2回を無失点。打撃では右中間を破る二塁打を放ち、降板後は遊撃の守備に就き巨人の同僚だった二塁・仁志敏久氏と併殺を完成させるなど、全力プレーで1946人の観衆を沸かせた。東日本大震災や原発事故からの復興に役立ちたい。BCリーグ関係者が桑田氏に協力を打診。仁志氏や元中日の立浪和義氏、BCリーグ新潟の高津、信濃の金村らの賛同も得て、ドリームチームが結成された。

 試合前には福島市内の小、中学校を訪問。放射線量の問題で屋外でなかなか遊べない子供たちとも交流し「来るまでは凄く心配だったが、笑顔を見ることができて安心した。できるだけ多く(現地に)来て、支援していきたい」と再会を約束していた。

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2011年9月15日のニュース