巨人 15年ぶり屈辱でサヨナラ負け 坂本「僕の詰めの甘さが出た」

[ 2011年9月14日 06:00 ]

<横・巨>9回無死満塁、藤田の遊ゴロを坂本が本塁へ悪送球し、三走・松本がサヨナラのホームイン(捕手は阿部)

セ・リーグ 巨人1-2横浜 

(9月13日 横浜)
 最下位相手にあまりにも痛すぎるサヨナラ負けだった。巨人は9回無死満塁で緩いゴロをさばいた遊撃手・坂本が、本塁へまさかの悪送球で試合終了。ナインは天を仰ぎ、誰もがしばらく立ち尽くした。

 チーム15年ぶりの失策によるサヨナラ負けに坂本は「ちゃんと投げていればアウト。僕の詰めの甘さが出た。難しいプレーとか言ってられない」と反省しきりだったが、原監督は「見ての通りだね。1点じゃ話にならない。今年の打線の弱さを露呈した」と敗因を攻撃陣に求めた。

 連勝は2で止まり首位ヤクルトとは6・5ゲーム差。「切り替えていきます」と原監督は話したが残り28試合。指揮官の来季続投要請が明らかになった日に、何とも痛い取りこぼしとなった。

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