松井、昨季上回る56得点!PO消滅も緩みなし

[ 2011年9月14日 06:00 ]

<アスレチックス・エンゼルス>初回、ウィリンハムの本塁打で二塁を回る松井

ア・リーグ アスレチックス6-3エンゼルス

(9月12日 オークランド)
 前日にプレーオフ出場が消滅したアスレチックスの松井は、エンゼルス戦で3打数無安打ながら1得点で勝利に貢献した。

 初回1死一塁で四球を選び次打者の3ランで生還。今季56得点は昨季の55を上回った。7回無死二塁では「引っ張れる球を待っていました」と二ゴロを打って進塁打とし、追加点を呼び込んだ。

 ボブ・メルビン監督代行は、最終試合まで勝利にこだわる布陣で戦うことを強調。今後も出場機会が与えられる松井は「しっかりした野球をやればそれでいい」と気の緩みはない。一方でカブスによる引き抜きが噂されているビリー・ビーンGMはこの日、ニューズウィーク誌に「ここでGMができて大変満足している」と残留に前向きな発言。同GMの動向は、松井の去就にも影響を与えるだけに注目される。

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2011年9月14日のニュース