かつて監督就任要請を固辞…西本幸雄氏「残念」

[ 2011年9月14日 06:00 ]

阪神・久万元オーナー死去

 西本幸雄氏(91=スポニチ本紙評論家)は久万氏の訃報に「体調を崩されていたと聞いていた。一度、お見舞いにうかがいたいと思っていた。残念でならない」と悲しんだ。

 久万氏がオーナーに就任した84年10月、安藤統男監督の辞任後、新監督就任要請を受け固辞。だがその後も久万氏はチーム強化策を西本氏に相談する間柄となった。同じ大正生まれで、1歳違いの同年代。西本氏は当時を懐かしみ「純粋にチームを強くしたいという情熱があった。偉大な功労者だ」と話した。

 ▼阪神・坂井信也オーナー 注目を集めるコメントは常にファンと野球人へのメッセージだった。遺志を肝に銘じて、常に優勝争いする強いチームづくりに取り組みたい。

 ▼中村勝広氏(1990~95年、スポニチ本紙評論家)かけがえのない恩人の一人です。弱いチームだったが、6年にわたって指揮を執らせていただいた恩義は一生忘れがたい。温かみや人間味を感じさせてくれる名オーナーだったと思います。

 ▼藤田平氏(95~96年)阪神に功績のあった方が亡くなられて、残念です。ご冥福をお祈りします。

 ▼掛布雅之氏(元阪神、現野球評論家)1985年に日本一になったものの連覇を逃し、阪神の時代にできなかった責任を、4番として痛感していました。ご冥福をお祈りします。

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2011年9月14日のニュース