久万元オーナー死去 野村、星野両監督招へいし手腕発揮

[ 2011年9月13日 16:36 ]

2001年、阪神の監督に就任した星野仙一氏(右)と握手を交わす久万俊二郎氏

 プロ野球阪神の元オーナーで、阪神電気鉄道元会長の久万俊二郎(くま・しゅんじろう)氏が9日、老衰のため神戸市東灘区の甲南病院で亡くなっていたことが明らかになった。阪神球団が13日に発表した。90歳。高知県出身。葬儀・告別式は既に執り行われた。後日、お別れの会が開かれる予定。

 久万氏は東京帝国大学(現東京大)法学部を卒業後、1946年に阪神電気鉄道に入社。人事、経理、関連事業などを幅広く経験し、82年には社長に就任した。

 84年にプロ野球阪神のオーナーとなり、翌85年にチームは日本一。球団経営に手腕を発揮し、野村克也氏、星野仙一氏(現楽天監督)と外部の大物監督の招聘に成功した。歯に衣着せぬ発言でも知られ、名物オーナーとして存在感を示した。

 2004年に明治大の一場靖弘投手(現ヤクルト)に対するスカウト活動での金銭授与問題の責任を取り、約20年の長期間にわたったオーナー職から退いた。

 阪神電気鉄道では社長、会長として1982年から20年以上経営の中心を担い、高層複合ビル「ハービスOSAKA」の建設計画を進めるなど大阪の繁華街、西梅田地区の開発を推進。阪神なんば線の開業にも尽力した。

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