西武・野田今季限り現役引退 右肩痛回復せず決断 

[ 2011年9月13日 06:00 ]

04年、ダイエーとのプレーオフ第2S第3戦で決勝本塁打を放った野田

 西武・野田浩輔捕手(33)が、今季限りで現役を引退することが12日、分かった。西武一筋11年目のベテランは今季、開幕前から右肩痛に悩まされ、ここまで1軍出場はなかった。

 懸命にリハビリに励んできたが、「肩がなかなか良くならない。元通りには治らないかも」と、ユニホームを脱ぐことを決意した。

 野田は社会人の新日鉄君津時代に日本代表入りし、シドニー五輪に出場。プロ入り後は04年の開幕戦(対ロッテ、西武ドーム)で初の開幕マスクをかぶり、松坂(現レッドソックス)とバッテリーを組んだ。正捕手定着とはいかなかったが、故障者が出た際にその穴を埋める「第2の捕手」としてチームを支えた。

 短期決戦で勝負強さを発揮することが多く、04年にはダイエー(現ソフトバンク)とのプレーオフ第2ステージ第3戦で決勝本塁打を放ち、チームを日本シリーズ進出に導いた。08年の巨人との日本シリーズ第7戦は途中出場し、8回の逆転劇をお膳立てする四球を選んで日本一に貢献した。

 今季は2軍暮らしが続いたが、若手が台頭する西武にあって、兄貴分的な存在として精神的支柱となった。今後は「全部の試合が終わってから」とシーズン終了後に球団に引退を申し入れる。

 ◆野田 浩輔(のだ・こうすけ)1977年(昭52)12月4日、熊本県生まれの33歳。八代東3年夏は県大会4強。新日鉄君津では2000年の都市対抗4強。日本代表入りし、シドニー五輪に出場した。同年ドラフト6位で西武入団。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。

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