井口に複数年契約提示へ 監督候補に最大限の“誠意”

[ 2011年9月13日 06:00 ]

チームの顔である井口に、ロッテは今オフ複数年契約を提示することが濃厚だ

 ロッテが今オフの契約更改交渉で、井口資仁内野手(36)に2~3年の複数年契約を提示する用意があることが12日、分かった。

 09年にフィリーズからロッテに移籍した井口は、今季が3年契約の最終年。球団では来季以降も井口を必要不可欠な戦力とした上で、将来の監督候補として位置づけていることで、最大限の誠意として今年12月に37歳を迎えるチーム最年長野手へ複数年契約を提示する。

 野球人として骨を埋める場所が約束された。井口は今季ここまで115試合に出場し、打率・254、5本塁打ながらチームトップの58打点。チームの大黒柱として全試合出場を果たしてきた。球団幹部は「今季もフル出場してチームを引っ張ってくれている。野球に取り組む姿勢が素晴らしいし、来季以降も必要な戦力として考えている」と評し、来季以降に新たに2~3年の複数年契約を提示する意向であることを明かした。

 将来を見据えた上での複数年契約だ。09年1月。フィリーズをFAとなった井口との初交渉の際、瀬戸山隆三球団社長は「チームリーダーとしてやってもらい、将来は監督も含めて指導者としてずっと一緒にやってもらいたい」とラブコール。3年総額6億円の条件提示とともに、早々に「監督手形」を振り出した経緯がある。大リーグで世界一に輝くなど経験はチームにはないもので、野球に対する卓越した理論、真摯(しんし)な姿勢は高く評価されており、移籍組ながら「チームの顔」といえる存在だ。

 契約年数など細部は今後詰めることになるが、最終的に3年契約となれば、40歳シーズンまで現役でのプレーが保証される。さらに球団では、井口の1年でも長い現役生活を支援するため、将来的な一塁コンバートも検討している。

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