8年ぶりのサヨナラ打 高橋由照れ笑い「縁がなくて…」

[ 2011年9月11日 17:52 ]

9回、サヨナラ打を放ち喜ぶ巨人・高橋由(中央)。右は長野

セ・リーグ 巨人3―2広島

(9月11日 東京D)
 ファンの歓声を浴びながら、打のヒーロー2人がお立ち台で笑顔を見せた。

 同点で迎えた9回2死一、二塁、巨人・高橋由が前進守備の中堅手の頭上を越すサヨナラ打。「(広島)サファテの球が速いので、何とかミートしようと思っていた」とバットを短く持ち、コンパクトな振りを心がけた結果の一打。高橋由にとっては、2003年7月以来8年ぶりのサヨナラ打とあって「こういうこと(サヨナラ打)にあまり縁がないから。打ててうれしい」と素直に喜んだ。

 お立ち台の隣には同点打の亀井。1点を追う8回、2死二塁から右前打を放ち9回のサヨナラ劇につなげた。「結果はどうでもいいと思って振った」と執念の一振り。「最後に由伸さんが打ってくれたから、僕のヒットが生きた」と先輩に感謝することも忘れなかった。

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