吉見3安打完封で13勝目!中日2位浮上

[ 2011年9月10日 06:00 ]

<中・横>3安打完封しガッツポーズの吉見

セ・リーグ 中日6-0横浜

(9月9日 ナゴヤD)
 本人のコメントが信じられないような快投ショーだった。落合竜のエース右腕・吉見が横浜打線に二塁も踏ませず、3安打シャットアウト。このカード2戦連続の完封勝利で悠々と13勝目を飾ったが、お立ち台では意外な言葉が口をついて出た。

 「正直、きょうは良くないなと思って投げていました。だけど、初回に先制点を取ってもらってリズム良く投げることができました」

 試合前の投球練習から「バラバラだった」と不調を感じていた右腕。それでも、粘り強く試合をつくれ、なおかつ試合中に修正できるのが吉見の凄さだ。イニングの合間のキャッチボールで強弱のメリハリをつけるなど工夫し、尻上がりに調子を上げた。打たせて取るタイプながら、7回2死から4連続奪三振。6点のリードにも守られ、まったく危なげなく投げきった。

 13勝は巨人・内海と1勝差の単独2位。防御率1・64も、同1・55の内海に肉薄し、最多勝を獲得した09年以来のタイトル獲得も視野に入った。

 「内海さんはいい投手だし、まだ追いかける立場なんで。離されないように、しっかりついていきたい」

 阪神、巨人が敗れ、チームは2位タイに浮上。落合監督は「非常にわかりやすいゲームでした」と上機嫌で、一言で会見を切り上げた。ナゴヤドームで久々に投打のかみ合った快勝だった。

 ▼中日・谷繁(吉見は)要所、要所でいい球がきていた。悪いと感じながらでも抑えられるのは、あいつの経験でしょう。

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