また打線沈黙…広島痛恨連敗 3位・巨人と3差

[ 2011年9月8日 06:00 ]

セ・リーグ 広島1-5阪神

(9月7日 甲子園)
 本塁が遠かった。赤ヘル打線が阪神5投手に6安打1点に抑えられ、痛恨の連敗。借金は4となり、3位・巨人とのゲーム差は3に広がった。

 ベンチに重苦しい空気が流れた。2回は2死から3つの四死球で満塁の好機を迎えたが、打順は投手の福井に回り、無得点。さらに1点を追う6回1死満塁でも併殺崩れの間の1点にとどまった。これで22イニング連続適時打なしと打線のつながりを欠く現状に、野村監督も「今は打線が湿っている。起爆剤的な選手が出てこないと」と厳しい表情だった。

 14年ぶりAクラスとなるCS圏内突入に黄信号がともった。「ここまで頑張ってきた。少しでも長く、くっついていって欲しい。選手の奮起に期待したい」。指揮官は赤ヘルナインの最後の底力に期待する。

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2011年9月8日のニュース