みちのくNo.1右腕・歳内、プロ志望届提出へ

[ 2011年9月8日 06:00 ]

甲子園出場慰労会であいさつする聖光学院の・歳内

 今夏甲子園に出場した聖光学院・歳内宏明(18)が、9日にプロ志望届を提出する。「ずっとプロ野球選手になるのが夢だった。高校野球は終わったけど、この先も凄く楽しい野球人生が待っているだろうというワクワク感でいっぱい」と話す歳内は、最速145キロの直球と鋭く落ちるスプリットを武器に甲子園で2試合計30奪三振。みちのくNo・1右腕として複数球団が獲得に興味を示している。

 甲子園は2回戦敗退ながらアジアAAA選手権の高校日本代表に選出された歳内は大会期間中、唐津商・北方悠誠(17)らからカットボールを教わるなどプロを見据えた準備も始めている。「指名してもらえれば、チームのピンチを助けられる投手になりたい」と運命のドラフトを心待ちにした。

 ◆歳内 宏明(さいうち・ひろあき)1993年(平5)7月19日、兵庫県生まれの18歳。小園小3年から稲名川エンジェスで野球を始める。楽天・田中を出した宝塚ボーイズに小園中1年から所属。聖光学院1年秋からベンチ入り。2年夏はエースとして甲子園8強。今夏は2回戦で敗退した。憧れの投手は西武・涌井。家族は両親、妹、弟。1メートル82、82キロ。右投げ右打ち。

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2011年9月8日のニュース