9打数6安打ですから 鳥谷全打点「たまたまとしか言いようがない」

[ 2011年9月7日 08:02 ]

<神・広>5回2死二塁、中前適時打の鳥谷は一気に二塁を狙うもタッチアウト

セ・リーグ 阪神2-1広島

(9月6日 甲子園)
 阪神・鳥谷が全2打点を挙げた。1点を追う3回1死二、三塁でポール手前まで運ぶ左犠飛。仕事をきっちり果たしても「1死だし、楽なところで打たせてもらえた」と涼しい顔だ。

 同点の5回2死二塁では、初球の144キロを捉え、勝ち越しの中前打。チームはここまで2戦2敗とバリントンを苦手としていたが、鳥谷はこの日で9打数6安打。「たまたまとしか言いようがない」というが、前回の対戦で3連敗を喫した広島との初戦を制し、50勝で3位浮上。大きな仕事となった。

 バリントンとは早大2年の01年6月、秋田で行われた日米大学野球で対戦している。その時は快音を残せなかったが、10年分の成長を示した。新井が3試合ぶりに4番復帰。3、4番コンビも復活し、鳥谷は「一つ一つ、上を目指して頑張ります」と力強かった。

 ▼阪神・メッセンジャー(7回3安打1失点でチーム10勝一番乗り)うれしい。チームメートに感謝しないと。ストライクゾーンをしっかり攻めていこうと思った。

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2011年9月7日のニュース